PagerDutyとAsanaをzapierをつかって連携させてみた


zapierをつかってPagerDutyとAsanaを連携させる方法をまとめます。

The best apps. Better together. - Zapier

モチベーション

PagerDutyのIncidentをSlackに通知をして、その対応をAsanaでタスク化して運用をするうえで Asanaのタスク化を自動化させたい。そんなときzaiperは zap という単位でAサービスで発生したイベントをトリガーにBサービスにアクションを行うという一連の運用フローを自動化することができる。

PagerDutyでIncidentが新しく作られたら Asanaでタスクを作成する、このような運用フローがzaiperのダッシュボードからポチポチと設定するだけで自動化できる。

連携させてみた

zaiperのダッシュボードは直感的で設定フローの理解もすぐにできた。
PagerDutyをトリガーにAsanaでタスクを作るというフローだけど、他にもステップを追加することができる。例えばGoogleCalendarにイベントを追加したりgithubでissue化したり認証できるサービスであれば多様なステップを作ることができる。

ここからはzaiperの設定フローで補足したいところをまとめていく。

設定フローの補足

PagerDutyの設定

Asanaの設定

動かしてみる

あらかじめPagerDutyとAsanaはSlackと連携させているのでIncidentとタスクのイベントに応じてSlackに通知されることが確認できた。

実際にPagerDutyでIncidentを発生させてみて、Incidentが発生した通知の後にAsanaのタスクが作成されていることが分かる。

AsanaのタスクにはIncidentの情報が参照されていてzaiperで設定したAsanaのテンプレートが適応されていることが確認できる。

まとめ

zaiperをつかって運用フローの自動化を試してみた。zaiperのダッシュボードは使いやすい印象でつくってる方たちも好印象だった。
zaiperのプランはzapとタスクの数でグレードが分かれている。あとはzapierが稼働するのがBasicだと15分毎でBusiness以降は5分毎なので運用要件に合わせたプラン選択が必要だと感じた。

他のzapの組み合わせとしてはGoogleカレンダーにイベントが登録されたのをトリガーにSlackにイベントを通知する連携方法なども試しみたりした。

GoogleカレンダーのイベントをトリガーにしてSlackで告知するような運用はよくあるケースなので、まずはこういったところから導入を始めて、運用に合わせてzapを増やしていくとよさそうである。